こんにちは。

 釣りを始めてはや7年、一向に上達しない釣りの永久素人サンタです。

 私は、釣りにハマったことで釣りのことばかり考える時間が増え、嫌なことを考える時間が少なくなり、うつ気分が軽減していきました。

 そんな私にとって魅力的な釣りについて、私なりに色々と紹介させて頂きたいと思います。

 今回の記事では、釣りの手法の一つ、ちょい投げ釣りについて書いてみたいと思います

 よろしくお願いします。

初心者マークを背にお辞儀をする忍者のイラスト

ちょい投げ釣りとは?

 『ちょい投げ』 とは、文字通り『ちょいっ、と投げる 』という意味で、竿を軽く振って仕掛けを投げる釣り方のことです。

 投げた後は仕掛けを海底まで沈めて、ゆっくりと手前に引いてきます。

 このちょい投げ釣りの魅力は、なんといってもそのお手軽さにあります。
 特に専用の道具があるわけではなく、極端な話、どんな道具であっても始めることが出来ます。

 そのため、道具を揃えるのも簡単で、すでに釣りの道具を持っている方は流用できますし、新しく始めるという方でも、必要な道具が一式入ったちょい投げ釣りのセットが安値で売られているので、気軽に始めることが可能です。

 同じような釣りの手法に『投げ釣り』というものがあるのですが、こちらは専用の道具を揃えた上で、100m以上遠投する釣りになります。
 そのため、今回の記事では触れません。

ちょい投げ釣りの仕掛け

ちょい投げ釣りを簡単に記したイラスト

 ちょい投げ釣りはお手軽に始められるというだけあって、糸の先を結ぶだけで仕掛けが完成する商品が多く発売されています。

 慣れてくると色々とこだわったり、自分流の仕掛けを組んだりするのですが、正直それで極端に大きく釣果が変わったりすることは無いと思います。

 なので、市販のちょい投げ釣りの仕掛けで十分なのですが、ちょい投げ釣りの性質上、仕掛けを海底に沈めて巻いてくるので、根掛かり(釣り針が海底の岩などの障害物に引っかかること)は避けられません。

 そのため、仕掛けを失くしやすいので多めに予備の仕掛けを持っていくことを強くオススメします。

 そして、エサはイソメやゴカイなどの虫エサがオススメです。
 パワーイソメなどの人工エサでも釣れないことはないのですが、やはり活き餌と比べると、圧倒的に釣果が違ってきます。

 虫エサは初めは気持ち悪いかもしれませんが、勇気を出して使ってみましょう!



ちょい投げ釣りのやり方

 冒頭でも書かせていただきましたが、ちょい投げ釣りは竿を軽く振って仕掛けを投げた後、仕掛けを海底まで沈めて、ゆっくりと手前に向かって引っ張ってくる釣りです。

 仕掛けの投げ方については、以下の記事にて紹介しています。

 投げる際、本当にあまり力を入れなくて大丈夫です。

 何度か投げて慣れてくれば、軽く投げても20〜30mは飛ぶかと思います。
 それだけ飛べば、ちょい投げ釣りでは十分な距離です。

 仕掛けが着底してベールを閉じたら、仕掛けを手前に引っ張ってきます。
 この際、リールのハンドルを巻いてもいいですし、竿を動かして仕掛けを引いてきてもいいです。

 竿を立てた状態でも、横に寝かせた状態でもどちらでも構いません。
 自身がやり易い姿勢で大丈夫です。

ちょい投げ釣りで仕掛けを手前に引いてくる方法を記したイラスト

 そこに魚がいればエサに食いついてきます。

 その際、<ブルブルッ>だったり<コンッコンッ>だったりと、魚によって異なりますが〝アタリ〟と言われる感触を感じるかと思います。
 アタリを感じた時、〝アワセ〟(竿や手を動かして、魚の口にしっかりと針をかける行為)を行います。

 心情としては、アタリがあったら大きくアワセをしたくなるかと思います。
 しかし、大きなアワセは必要ありません。

 大きくアワセを行うことで、逆に魚が針から外れることの方が多いです。
 なので、アタリがあった時は慌てずに、そっと竿を立てるだけで良いです。

ちょい投げ釣りでの合わせの方法を記したイラスト

どんな場所で行うか?

 ちょい投げ釣りは、基本どんな場所でも行うことが出来ますが、オススメは足場の良い堤防や岸壁、漁港となります。

足場の良い堤防の画像
釣りに適した漁港の画像
釣りに適した岸壁の画像

 ここで注意すべきことがあります。
 どんな場所でも行うことが出来るとは言いましたが、中には立ち入り禁止であったり、そもそも釣り自体が禁じられている場所があります。

 時々ニュース等でも見かけますが、そういった場所で釣りをする人が居るということで大きな問題になったりしています。

 ルールやマナーを守ってこその楽しい趣味なので、釣りに出掛ける前に一度下調べをしておいたほうが良いです🙇

ちょい投げ釣りで狙える魚

 ちょい投げ釣りでは色々な魚を釣ることが出来ます。
 今回はその中でも代表的な魚をごく簡単にですが紹介したいと思います。

・キス

キス(魚)の画像

 まずは天ぷらが美味しい、キス(シロギス)です。
 キスは比較的浅い海の砂底に群れを作る底生魚です。

 釣れる時期ですが、大体6〜9月頃に産卵のために浅場へやってくるので、その時期がちょい投げで釣れやすくなります。
 又、夜間は活性が低くなる魚なので、明るい時間帯が釣り易いです。

 しかし、余談ですが最近は温暖化や異常気象の影響で、海水温が例年と異なることが多く変な時期や時間に釣れたりもします。

 魅力はなんといっても上品な食味で、天ぷら・刺身・塩焼き等々、どんな料理でも非常に美味しいですよ!

・ハゼ

ハゼの画像

 キスと同様にクセの無い、美味しい白身のお魚です。
 ハゼは海の浅瀬や真水と海水が混ざる汽水域(川の海に近い場所)に生息しています。
 地形変化のある泥底が好きで、あまり泳ぎは得意な魚ではありません。

 釣れる時期は大体、6〜12月なのですが、一番釣り易い時期は8〜9・10月頃で夏から秋にかけての時期です。
 時間帯は

 ハゼは天ぷらももちろん美味しいですが、おすすめの食べ方は丸ごと揚げた唐揚げです🍗
 お酒のお供に最高ですよ!

・カサゴ

カサゴの画像

 最後に紹介するのは、釣り人全員の親友と言っても過言ではない、カサゴ君です🐡
 どんな厳しい状況であっても、カサゴ君だけはいつも遊んでくれる(釣れる)のです😀

 カサゴは根魚と言われていて、岩礁帯を好みます。
 底がゴツゴツとしている所であれば、大体どこの漁港や堤防にも生息しています

 釣れる時期ですが、基本一年中釣れるのですが、冬場の方がサイズも大きくて釣果も伸び易い印象です。
 時間帯もいつでも釣れるのですが、夜行性なので夜釣りの方がおすすめです。

 カサゴ君はその見た目に反して、クセがなくとても上品な味の白身魚です🐟
 刺身や唐揚げも非常に美味ですが、煮付けも最高です!

 そんなカサゴですが、釣りの際には注意点があります。

 一つはルールというかマナーの話になるのですが、カサゴは成長が非常にゆっくりな魚になります。
 そのため、仮に釣れたとしても15㎝に満たないような個体や妊娠している個体はリリースするのが暗黙のルールになっています。

 もう一つは触る際にはトゲに注意して下さい。
 カサゴのトゲは非常に鋭く、刺さるとかなり痛いです😥
 又、微量・微弱ではありますが毒性もあるようで、刺さるとしばらくは痛みが引きません😢
 なので触る際には過去に記事でも紹介したようなフィッシュグリップを使うと安心です。

終わりに

 いかがだったでしょうか?
 今回はごく簡単にですが、私なりにちょい投げ釣りについて書かせていただきました。
 以前紹介させて頂いた、邪道メバリングと同様に私の大好きな釣りの一つです。

 初心者の方でも始め易い、お手軽な釣りですので興味が湧いたらぜひ行ってみて下さいね😀

 ここまで読んでくださりありがとうございました!

記事を読んでくれたことに対する感謝を表すイラスト
投稿者
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サンタ

41歳の作業療法士(職歴16年) 趣味:猫とゴロゴロ/海釣り/好きなバンドのライブ参戦 25歳の時、失恋がきっかけでうつ病に。 39歳の時、気胸にて肺の部分切除。直後にラムゼイ・ハント症候群にて左の顔面麻痺出現。手術するも後遺症が残る。 うつ病をごまかしながらの生活や仕事、病気の後遺症などについて書いていきたいと思います。

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