こんにちは、サンタです。

 うつ病の診断を受けてから約16年、なんとか日々を生きてきました。
 そんな日々の中、私はうつ気分をごまかすために色々なことを試していました。

 色々なことを試した結果、私にとって最も効果があったことは『魚釣り』でした。

 魚釣りは今では私にとって一番の趣味となっています。

 今回は魚釣りについて書いてみたいと思います。

 よろしくお願いします。

お辞儀をするタヌキのイラスト

ハマったきっかけ

色んな魚が泳いでいるイラスト

 元々、学生時代にも何度か釣りをしたとはありましたが趣味としてではなく、友人との遊びの一つとしてたまに行くぐらいでした。

 当時、うつ気分をごまかすために色々考えていた時に学生時代のことを思い出し、改めて釣りをしてみようと思いました🤔
 釣り好きの友人に相談しつつ、安価ではあるものの自分の道具を揃えて釣りに出かけました。

 釣りを始めて2度目の時に運良く一投しては釣れ、一投しては釣れのもの凄い大漁を経験してしまいました😳
 ギャンブル等でよく聞くビギナーズラックのように、またあんな大漁を経験したい/あんな経験が出来るかもと徐々に釣りに出かける回数が増えていき、気が付けばどっぷり沼にハマっていました😓

 釣りを敬遠される方がみえますが、その理由としてよく耳にするのは『釣りに行ってみたものの思ったように釣れなくてつまらなかった』『釣りを始めたいけど何からしていいか分からない』等の理由です。
 釣り自体は自信を持ってお勧めできるのですが、こればっかりはなかなか難しい問題です。
 私の場合は運良く釣りに詳しい友人がいたので相談することができましたし、さらに運良く早い段階で成功体験をすることができたので、スムーズに釣りに没頭していくことができました🎣

釣りの魅力

たくさんの魚を見て楽しそうな人

 釣りの魅力といっても一言では難しく、また、人によって魅力を感じる部分が違ってくると思いますがここでは私が感じている魅力について書かせて頂きます🙇

・針に魚が掛かった時の感触がたまらない

大きな魚を引っ張るイラスト

 まず、というか一番は書いてある通り、仕掛けを投げて魚が針に掛かった時の感触が本当にたまらないのです。
 これは魚の大きい/小さいに関わらず素晴らしい感触です

 もちろん大きな魚であれば強く引っ張られますが、小さい魚もちゃんと引っ張ってくれます。
 逆に、小さい魚にほど掛かった時に『すごい引っ張られる!』『これは大物だ!』と思わされ、いざ釣り上げると『??あんなに引っ張られたのに??』となることもしばしばです😅

 私はあの細い糸一本で野性の生き物とやり取りをする、という普段の日常では味わうことができない感触が大好きなのです☺️

・年甲斐もなくドキドキワクワク出来る

 投げる仕掛けやエサによって釣れる魚は違ってきますが、基本的に海の中は目で見ることができないので釣りをする時は様々な想像を働かせることになります。

 もちろん、ある程度は釣る魚を絞って仕掛けを投入するのですが海は広いので何が居るかは分かりません🤔
 なので私は仕掛けを投入するたび、反応があるまで何が釣れるかドキドキしていますし、『ひょっとしたらとんでもない大物が掛かるかも?』などとワクワクしてしまいます🫣
 もちろん、その期待が外れることの方がはるかに多いですが・・・😓

 人によっては、この釣れるまでの時間が苦痛に感じてしまい釣りが好きになれない方もみえますが、私はこの釣れるまでの時間も様々な想像をすることで楽しく感じるのです✨

・試行錯誤した行動が結果につながった時の感動

 私は釣り歴はそこそこ長い方だと思うのですが、基本、素人に毛が生えたような感じです。

 なので海の状況によっては釣りたい魚を限定して狙うことがなかなか難しかったりします。
 そんな中で、素人なりに色々仕掛けを考えたり、仕掛けを投げ込む場所を変えたりと試行錯誤しながら釣りをしています。

 そうした試行錯誤の末に、自分の狙った通りの釣果が得られた時はとても嬉しくなります。
 日常では感動するような成功体験をすることは稀ですが、釣りをしているとそういった感動できる体験をすることができるのです
🤭

・なにより釣った魚は美味しい

捌いた魚を食べようとしているイラスト

 思い込みによる補正もあるでしょうが、自分で釣ってきて、自分で捌いた魚は特別だと感じているので非常に美味しく感じます
 しかも、せっかくだから釣った魚をもっと美味しく食べたいと思うようになると、魚の絞め方や捌き方などを勉強して魚の扱いが上達していくおまけ付きです。
 魚を上手に捌けると妻や子どもからも褒められるので嬉しくなります😄

 又、スーパーではあまり売っていなかったりする、普段の生活では食べる機会があまり無いような魚を食べることもできます。

釣りによるうつ気分への効果

うつ気分に悩まされている男性

 うつ気分というものは本当に厄介で、普段からネガティブな感情や不安などに頭の中が支配されてしまい、普通に生きていることすら辛く感じてしまいます。
 その気分をごまかそうと、様々な気分転換を図ってみても結局長続きはせず、最終的に再びうつ気分に頭の中を支配され、気持ちが沈んでいきます。

 そんな中で、私にとって一番効果があったものが魚釣りでした。
 釣りにハマってくると、『次はどんな魚が釣れるかな?』『今度はどの場所に釣りに行こうか?』『次回はどんな仕掛けで釣ってみようかな?』『あの道具を試してみたいな』など、釣りに関する考え事に支配されるようになってきます。

 完全にうつ気分が無くなるわけでは無いのですが、日常生活において釣りに関する考え事が増えたことにより気分が沈むことが減り、楽しみを持つことができました。

 又、釣りに出かけるということは自然との触れ合いでもあるので、ストレスの緩和にもつながります。
 特に海を見ながらのんびり食べる食事はコンビニ弁当であっても特別に感じます😊

終わりに

 いかがだったでしょうか?

 今回は私の釣りに対する気持ちや考えを書かせて頂きました。
 人によっては性格的に向かないかもしれませんが、興味が湧いたらぜひ釣りに行ってみてください。

 ここまで読んで下さりありがとうございました。

記事を読んでくれたことに対する感謝を表すイラスト
投稿者
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サンタ

41歳の作業療法士(職歴16年) 趣味:猫とゴロゴロ/海釣り/好きなバンドのライブ参戦 25歳の時、失恋がきっかけでうつ病に。 39歳の時、気胸にて肺の部分切除。直後にラムゼイ・ハント症候群にて左の顔面麻痺出現。手術するも後遺症が残る。 うつ病をごまかしながらの生活や仕事、病気の後遺症などについて書いていきたいと思います。

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