こんにちは、サンタです。
前回の記事では、ようやく始まったうつ病の治療について書かせていただきました。
今回は、私がうつ気分をごまかす為にしていたことの一つに買い物があるのですが、買い物依存症となってしまったことについて書いてみたいと思います。
よろしくお願いします。
目次
買い物は手軽なストレス発散方法でした。
私がうつ気分をごまかす為によくしていたことの一つに買い物があります。
好きなものを買い、お金を使うことはストレス発散にはとても良かったです。
しかし、結果としては、人生の中で後悔していることの一つとなりました。
私は以前から買い物が好きで、特に服を買ったりすることが大好きでした。
学生時代は買いたくても手が出ないものが多かったですが、就職して働くようになると学生時代と比べてお金に余裕が出るようになりました。
なので、以前は高くて手が出なかったものが買えたりするとテンションが上がり、少しの間ですが、気分が晴れました。
<欲しいのもを買う>から<買い物をすること>自体が目的に
ストレス発散の為に何度も何度も買い物をしていると、少しずつ買い物をすること自体が癖となっていきました。
そして、いつの間にか買い物をしないと気が済まない、買い物依存症のような状態となってしまいました。
初めの頃は欲しいと思ったものだけを買っていたのですが、買い物を続けているうちに。少しずつ買い物に行くこと・行った時に何かを買うこと自体が目的となってしまっていました。
そうして買い物を続けた結果、部屋には無駄なものが溢れていき、それに比例してお金もどんどん減っていきました。
当時の考え方
私はうつ病になったことで将来のことを深く考えなくなってしまいました。
お金の管理についても
<どうせすぐ死ぬからいいや>
<我慢してストレスを溜めるよりはマシだ>
<自分みたいな人間が貯金してもしょうがない>
など、今思うと、ロクでもないことを考えていました。
多少高いものを買ったらリボ払いにしていたので、知らない間に結構な額の借金となっていました。
その為、この後何年も借金の支払いを続けることになってしまいました。
しかも、支払っているお金のほとんどが無駄な買い物であったため、支払いのモチベーションも上がらなかったです。
考え方の変化
私みたいな人間が言っても説得力はありませんが、人並みに生活をしていくためにお金は本当に重要なものです。
お金に余裕があることで、普段の生活の中での心のゆとりにも直結してきます。
しかし、私はうつ病になったことで日常生活の中でどうでもいいと思うことが増えました。
その結果、本来重要視しなければならない、多くのことを蔑ろにしていました。
私の場合、買い物依存症になったことで昔はほとんど貯蓄をしていませんでした。
その為、本当にお金が必要な時に足りない・払えないという場面が何度かありました。
その度に情けない思いをしたり、申し訳ない気持ちなっていました。
そんな経験を積み重ねていると、少しずつではありますが無駄な買い物をする頻度が少なくなっていきました。
うつ病であろうがなんであろうが、生きているのであれば必ずお金が必要です。
なので可能な限り、無駄遣いはやめようと思うようになりました。
ほんの少しでもいいので将来のことを考えられるようになれれば・・・
うつ病になると、人にもよりますが自身の将来について
<どうでもいい>
<どうせロクなことが無い>
など、良い想像ができず投げやりにな理やすいと思います。
その為、今現在のことも大切にできなくなってしまいます。
私の場合、その気持ちをごまかす為に買い物という手段を取りました。
その時その瞬間は気分が晴れるのですが、結果として後悔する羽目になり自分嫌いも加速してしまいます。
言うだけなら簡単ですし、説得力が無いとは思いますが、衝動的に何か行動を起こす際にほんの少しでも先のことを考えるようにできると、後悔することが減るのではないかと思います。
もし、私のブログを読んで下さっている方の中に同じような方がみえたら、将来、自分で自分の首を絞めない為にも、ほんの少し先の事を考えてみて下さい。
次回の記事では、うつ病を抱えたままで作業療法士として働く私の考え等について書いてみたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。