こんにちは、サンタです🐱

 過去の記事では、うつ気分をごまかすために読んでいた漫画について書かせて頂きました。

 漫画を読み、その世界観に浸り現実逃避をすることで、うつ気分をごまかしていました。

 しかし、その作品で扱う題材があまりにも暗かったりすると、読むことで逆に気分が落ち込むこともありました。

 日によって、うつ気分にはムラがあり、どん底のような気分の時もあれば、多少はマシな気分の時もありました。
 今回の記事では、うつ気分がひどくない時に読んでいた漫画を紹介したいと思います。

 よろしくお願いします🙇

お辞儀をする猫のイラスト

 

HUNTER×HUNTER(冨樫義博)※集英社

HUNTER×HUNTERの表紙

 まず一つ目は、好きな方も大勢いると思います、冨樫先生の『HUNTER×HUNTER』です。

簡単なあらすじ

 くじら島に住んでいた少年のゴンは、幼少期に森でクマに襲われているところをハンターのカイトに助けられます。

 ゴンは自分の父親は死んだと聞かされていましたが、カイトゴンに父親が生きていることを伝えます。
 そして父のジンがハンターとして活躍していることを知り、父に会うためにハンターを目指して島を出る・・・。

 と、物語が始まります。

好きな理由

 連載が始まった当初、私はまだ高校生でしたが、41歳となった今でも未だ続いている長寿漫画です。(休載が非常に多いですが…)
 私がこの漫画を好きな理由はいろいろありますが、一番はなんと言っても《念能力》という設定です。

 それまでも面白かったのですが、念能力という設定が出てきてから、私的には飛躍的に面白くなり、厨二心がくすぐられました。
 ゴンたちはどんな能力を身につけるのか?今度の敵などんな能力を持っているのか?など、毎回読むのが楽しみでした。

 又、物語は良い意味で想像を裏切られることも多く、読んでいてハラハラします。
 しかし、それ故に精神的なダメージを受ける場面もあり、落ち込んだ気分で読むと、さらに落ち込むこともありました。
 そのため、比較的気持ちが落ち着いている時に読んでいました。

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どうぶつの国(雷句誠)※講談社

どうぶつの国、表紙画像

 二つ目は『金色のガッシュ!!』の雷句先生による弱肉強食がテーマの意欲作、『どうぶつの国』です。

簡単なあらすじ

 母親に捨てられた赤ん坊がどうぶつの国にたどり着き、タヌキのモノコに拾われたことで、壮大な物語が始まっていきます。

 どうぶつの国では、種族が異なると鳴き声も異なるため、お互いに会話をすることができません。
 そのため、喰う・喰われるの関係が顕著であり、世界は弱肉強食である、ということを痛感させられます。
 しかし、モノコに拾われた赤ん坊はなんと、どんな鳴き声の動物とも会話できる、ヒトの子どもだったのです🧐

好きな理由

 弱肉強食の世界であるどうぶつの国においては、どんな動物とも会話できることで、良い経験だけでなく悲しい経験をすることもたくさんあります。

 この悲しい経験というのが本当に泣けてくるのです😢
 もちろん感動的な場面も多く、本当に大好きな作品なのですが、弱った心で読むとより心がえぐられました。

 なので、この作品も気分が落ち着いている時によく読んでいました。

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ピンポン(松本大洋)※小学館

ピンポンの表紙画像

 三つ目は、巨匠:松本大洋先生による卓球を題材にした名作、『ピンポン』です。

簡単なあらすじ

 卓球を愛し、自分に絶対的な自信を持つペコ、卓球は暇つぶしだと公言するクールなスマイル
 2人は小さい頃から同じ卓球場に通う幼馴染でした。

 高校生になった2人は共に卓球部に属していたものの、部活の練習にはまともに参加しない毎日を送ります。

 ペコスマイルが対戦すると、必ずペコが優位に立っていました。
 しかし、卓球部顧問の小泉ペコではなく、スマイルの才能に目をつけます。
 やがて2人は全国の強者たちと切磋琢磨しながら、高校卓球界に旋風を巻き起こしていきます。

好きな理由

 好みが分かれるかもしれませんが、私は昔から松本先生の絵柄が大好きでした。

 登場人物の何気ない仕草や表情の表現が秀逸だと感じます。
 物語の内容も、魅力的なキャラクターばかりなので全員に感情移入しやすく、読んでいると自分の体験や思考と照らし合わせたりして、色々と考えてしまいます。

 題材がリアリティに溢れているため、読んでいるとうつ病になった自分と比較してしまい、「この子達は頑張っているのに、自分はダメな人間だなぁ・・・」と落ち込んでしまうため、この作品も気分が落ち着いていた時に読んでいました。

Get it on Apple Books

 少し話が逸れてしまいますが、『ピンポン』は昔、窪塚洋介さん主演で映画化もされました。

 漫画を実写化した映画の中でも、至高の作品の一つだと私は思っています。

スピンナウト(西森博之/春風邪三太)※小学館

スピンナウトの表紙画像

 四つ目は、近年ドラマ化もされた『今日から俺は!!』で有名な西森先生によるファンタジー漫画です、『スピンナウト』です。

簡単なあらすじ

 普通の高校生活を送っていたサツキマコトはいきなり謎の光に飲まれてしまいます。
 気がつくとそこは二人の全く知らない異世界の地でした。

 その後、二人は異世界の住民に捕まって奴隷となってしまいます。
 奴隷としての生活を送る羽目になった二人でしたが、この世界がカザナンと言う名の支配者の手中にある事を知ります。
 この世界をカナザンから解放するため、サツキマコトが冒険に出ます。

好きな理由

 今は異世界モノの作品が多くあり、あらすじだけ聞くと特に新鮮味はないかと思います。
 私も初めて見つけて読み始めた時は、正直そこまで期待はしていませんでした。

 しかし、王道的なストーリーでありながらも読み進めていくと本当に面白く、ハマってしまいました。
 全4巻というのも、一気に読むにはちょうど良い巻数だと思います。

 ネタバレになるので詳しく書けませんが、悲しい場面もあるため感情移入して読んでいるとすごい凹んでしまいます🤫

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俺物語!!(原作:河原和音/作画アルコ)※集英社

俺物語!!の表紙画像

 最後は少女漫画の『俺物語!!』となります。
 私は観ていませんが、以前に鈴木亮平さん主演で実写映画化もされています。

 この漫画の特徴はなんと言っても、少女漫画では珍しい巨漢のゴツい男子高校生が主人公というところです。
 ジャンルはラブコメ?になるのでしょうか?

簡単なあらすじ

 純情で不器用な高校一年生の剛田猛男は身長2メートルで体重120キロの巨体を誇り、同性からは慕われる男の中の男です。
 しかし、異性には全く好かれませんでした。

 そんな彼が、これまでに好きになった女の子は、イケメンの親友・砂川誠を好きになっていました。
 ある日、猛男は電車で痴漢に遭っていた女子高生の大和凜子を助け、大和に一目惚れする・・・
 といったあらすじになります。

好きな理由

 主要な登場人物は。皆良い人ばかりで、見ていて安心できる優しい世界です。
 そんな彼らの、恋愛模様などは読んでいて年甲斐もなくキュンキュンしてしまいます。

 猛男は「自分はモテるわけがない」という思い込みが強く、そのために恋の行方はややこしくなるのですが、そんな場面が見ていてもどかしくありつつも、読んでいて応援したくなります。

 又、猛男の親友の砂川誠との美男と野獣コンビが繰り広げるやりとりも、面白いです。

 しかし、独り身の私には彼らが眩しすぎて、正直羨ましくなってしまい、変に精神的ダメージを受けていました💧

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終わりに

 いかがだったでしょうか?

 拙い文章ですが、ごく簡単に私が好きな漫画を紹介させて頂きました。

 好きなジャンルによりますが、漫画の世界観に没頭することで現実逃避ができるので、うつ気分を少しでも和らげることができました。

 興味のある作品があったら読んでみてください。
 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

記事を読んでくれたことに対する感謝を表すイラスト