こんにちは、サンタです。
過去の記事では、娘が生まれて初めて抱っこして感じたことなどを書かせて頂きました。
今回の記事では、妻が実家から帰り、娘と暮らし始めてから、娘が保育園に入園するまでの話を書きたいと思います。
よろしくお願いします。
目次
娘と初めて1日過ごして思ったこと
育児というか、今後の娘との生活自体に明るい気持ちを抱けないまま、実家での約1ヶ月の療養期間を経て、妻が娘と共に自宅に帰ってきました。
初めて一緒に1日を過ごすにあたって、やはり一番心配だったのは夜泣きでした。
日中はあやしたり昼寝をしつつ、問題なく過ごせました。
子どもによるのでしょうが、娘の場合は特に夜泣きがひどいことはなく、ミルクの時間以外はすやすやと眠れていました。
しかし、その反面寝付くまでが大変で、妻と交代で抱っこしてあやしながら、約2時間ほどかかっていました。
又、寝たと思っても。ふとしたことで起きてしまいます。
最低ですが、この時、
『これからしばらくの間はこの生活が続くのか』
『寝てくれるまでは自分は何もできないな』
『嫌だな、早く寝てほしいな』
などと思ってしまいました。
育児における私の役割
妻は産休・育休をとっていたので、日中は妻が面倒を見てくれていました。
そのため、私の主な役割は帰宅後にお風呂に入れることと寝かせつけが主でした。
又、状況に応じてミルクをあげてゲップさせたりオムツを替えたりといった、当たり前のことを行い、可能な限り娘と接する機会を持つようにしていました。
今考えれば、1日中一緒にいる妻と比べると、そんなに大した役割ではありませんでした。
しかし、当時の私は育児に対して前向きになれず、自分から進んで役割を担うのではなくて、全て妻に任せるのが忍びないので行っていたに過ぎませんでした。
育児中に私が思っていたこと
新生児頃は喋れないし、状況判断も未熟でちゃんとしたコミュニケーションが取れず、こちらの意思が全く伝わらない気がして、娘と接していても『可愛い』『愛おしい』といった気持ちよりも、もどかしく感じることの方が多かったです。
又、なにかと手がかかるために落ち着いて過ごせる時間が少なくなり、妻の苦労をよそに内心イライラしてしまうことが増えていきました。
普段から生きていて楽しいと思えないところに育児という大事な役割が生まれたことで、とてつもない重圧に感じてしまいうつ気分も強くなっていき、心を閉ざして暗くなることもしばしばありました。
しかし、周囲からは
『子どもが可愛いくてしょうがないでしょ』
『家に帰るのが楽しみでしょ』
などと常に言われるために、他人と接することも嫌になっていました。
『親としてしっかりしなければ』
『こんな父親では娘が可哀想だ』
『娘のことをちゃんと愛さなければ』
と思うものの、それが出来ない自分に失望し反吐が出そうで、育児を含め生きていくこと自体が億劫になっていきました。
妻との温度差
そんな私とは異なり、妻は母親らしく、娘のことが本当に大事で大好きでしょうがないということが一緒に居てヒシヒシと伝わってきました。
そのため、妻は育児に対しても前向き且つ積極的で、娘と接していると楽しくて幸せそうでした。
そんな妻が私には眩しくてしょうがなく、引け目を感じてしまい、家族であるにも関わらず気軽に接することができなくなっていきました。
又、私が育児に対して心から積極的になれていないことがなんとなく分かるようで、時折衝突することもありました。
この時期は家の中が少しギクシャクしていた気がします。
そんなこんなで約一年が過ぎ、妻が職場復帰するために娘が保育園へ通うことになりました。
以上が、私が娘と暮らし始めて、娘が保育園に通うまでの話になります。
次の機会には、娘が保育園に通い始めてからの話を書きたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。