こんにちは、サンタです。
皆さんは『涙活(るいかつ)』という言葉をご存知ですか?
『涙活』とは、意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことです。
最近はあまり見かけなくなりましたが、以前はテレビ等でもよく特集されていた気がします。
時折、私もストレス発散を図り、うつ気分を軽減するために涙活をしていました。
実際、好きなだけ涙を流した後は気分がスッキリすることが多かったです。
今回は私が号泣した、涙活にオススメの映画の一つ『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』を私なりの感想を踏まえながら紹介したいと思います。
よろしくいお願いします。
目次
涙活とは?涙を流すことの効果
まず、涙活とは冒頭でも書いたように意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことです。
では、なぜ泣くことがストレス解消につながるのでしょうか?
涙を流す器官である『涙腺』は副交感神経のコントロール下にあります。
そのため、泣くことで副交感神経を活発化させることができます。
副交感神経は、主に休息しているとき優位に働く自律神経のことです。
つまり、リラックスしているときに活性化するのが副交感神経となります。
意識的に泣くことで副交感神経を活性化させ、リラックス効果を得ることでストレス発散に繋がるのです。
又、幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』というホルモンがあります。
精神の安定やストレスに対抗できる脳内物質で、泣くことでこのセロトニンが活性化されるのです。
『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』/作品情報
- 制作:2008年
- 上映時間:116分
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 監督:『プラダを着た悪魔』のデビッド・フランケル
- 主演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン
簡単なあらすじ
新婚の新聞記者のジョンとジェニー。
ジェニーは子どもを欲しがりますが、ジョンはまだ早いと思っていました。
ある日、友人の勧めでジョンは子どもを持つ自身をつけようと犬を飼うことにしました。
ジェニーの誕生日にラブラドール・レトリーバーの『マーリー』を迎えます。
しかし、マーリーは手に負えないほどヤンチャで、ジョンの制止を振り切って他の犬や飼い主に飛びかかったり、雷雨に怯えて一晩中鳴いたり、何でもかんでも食べてしまうような、世界一おバカな犬でした……
マーリーのヤンチャにさんざん手を焼く2人でしたが、いつしか喜怒哀楽を共にする、かけがえのない存在になっていきます。
犬との生活を通して人生を学んでいく家族の物語です🐶
私なりの感想
前提として、まず動物好きであったり実際に飼った経験がある方が感情移入ができて、泣けるのではないかと思います。
私は両親が動物好きだったので、物心ついた頃から犬や猫に囲まれて過ごしました。
私自身は猫派に育ちましたが、犬も大好きです。
動物と共に過ごすことの楽しさや与えてくれる幸福感、大変さ、そしていつか必ずやってくる別れの悲しさ…小さい頃からたくさん経験してきました。
なので元々、昔から動物が題材の作品には弱いです。
コメディや感動系なら良いのですが、悲しい物語は観たいけども精神的に厳しい人間です。
『おバカな犬』ということで最初はコメディ系かと思って観始めたのですが、この映画は主人公が犬と共に歩んだ人生のコラムとなります。
観ていると、ジョンやジェニーと一緒にマーリーと長い年月を過ごしたかのように物語に引き込まれていきました。
幼くて可愛い、仔犬の時代はあっとゆうまに過ぎて行き、大きくなりやがて先立ってしまいます。
思い返すと、大変だった出来事も素晴らしい思い出となります。
ペットを飼うということは辛くて嫌なことも受け入れていかなければいけません。
この映画はそれを巧くに表現していると思いました。
ペットを飼い、一緒に過ごしたことのある方であれば感動するのではないかな、と思います。
月並みな表現ですが、私は本当にステキな映画だと思いました。
私たち飼い主にとって、犬は主従関係ではなく、癒しの存在でもあり相棒でもあり、いつも側で寄り添ってくれる大切な存在だと、改めて気づかせてくれます。
終わりに
いかがだったでしょうか?
なるべくネタバレにならないよう、ごく簡単に『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』という映画を紹介させて頂きました。
人によって、感動して泣けるポイントが異なるので一概には言えませんが、私はいい年して嗚咽するぐらい号泣してしまいました。
こういったは作品には賛否両論はあるかと思いますが、動物を飼うということの素晴らしさを教えてくれるとても良い映画だと思います。
『涙活』というと大袈裟な感じがしますが、感動する作品に触れ、涙を流すということはとても良い体験ではないかと思います。
そんな経験ができる上に、ストレス発散にもなるのであれば一石二鳥じゃないでしょうか?
もし興味が湧いたらぜひ観てみてくださいね。
ここまで読んで下さりありがとうございました!